簡単な結論
支出の記録まで含めて自動で任せたい、銀行やカード、証券口座をまとめて取り込みたい、という人にはマネーフォワード MEが向いています。銀行ログインを預けずに、現金・投資・ローンを1枚のバランスシートで見たい人にはAccountedが向いています。役割が違うので、併用もできます。
マネーフォワード MEとは
App Storeでの名前は「家計簿マネーフォワード ME - 資産管理もこれ一つで」。運営はMoney Forward Home, Inc.です。説明によると、銀行・クレジットカード・証券・FX・貴金属・投資信託・電子マネー・ポイント・年金などの口座を連携して、入出金や残高をまとめて見られます。連携できるサービスは2,451(2025年4月30日現在の自社調べ)と書かれています。
連携した入出金の履歴から家計簿を自動で作り、食費や光熱費などに分類してグラフにします。現金の支出はレシートの読み取りで入力できます。株、投資信託、FX、暗号資産も一括で資産管理したい人向けとされ、プレミアムサービスには、資産の推移をグラフで見られるスタンダードコースと、配当管理などを加えた資産形成アドバンスコースがあります。対応OSはiOS 18.0以降、表示言語は日本語です。
マネーフォワード MEを選ぶとき
- 家計簿まで自動で作りたい。 支出の分類と収支の把握が中心なら、連携で自動に取り込めるマネーフォワード MEが合っています。Accountedは支出を記録しません。
- 銀行・カード・証券・年金をまとめて取り込みたい。 連携できる金融機関が多く、手入力を減らせます。
- 配当管理など、資産形成の機能がほしい。 プレミアムサービスの内容として説明されています。
Accountedを選ぶとき
Accountedは、持っているものを片側に、借りているものをもう片側に、どちらも比率どおりに描きます。差額は純資産が埋めるので、左右はいつも同じ高さです。詳しくは仕組みをご覧ください。
- 連携の許可や認証情報を預けたくない。 銀行ログインも会員登録もなく、残高はiPhoneと自分のiCloudにだけ置かれます。
- 持っているものと借りているものの全体像だけ見たい。 支出の記録も予算もありません。住宅ローンも負債の列の1口座として、残高を入れて更新します。
- 日本株と米国株を、連携なしで価格つきで持ちたい。 東証に上場する株式とETF、米国など45以上の取引所の株式、暗号資産、金・銀・プラチナ・パラジウム(先物価格)に自動で価格が付き、150以上の通貨を口座ごとに持てます。詳しくは日本株・米国株の資産管理をご覧ください。
- ほかの口座に載らない資産も入れたい。 自宅や車、貸したお金なども、自分で数字を入れて並べられます。
正直に言うと、Accountedは自動の取り込みがなく、残高は自分で入力します。日本の投資信託の価格も自動では付きません。iPhone専用で、iPadやMac、Androidはありません。
併用するなら
毎日の収支や引き落としの確認はマネーフォワード MEに任せ、月に一度、Accountedで現金・投資・ローンの全体像を確認する、という使い方があります。2つのアプリのデータはつながらないため、同じ口座を両方に入れた場合は、更新を2回することになります。
ほかのアプリも比べたいときは、資産管理アプリの選び方や、純資産の計算方法もご覧ください。
一般的な情報であり、金融アドバイスではありません。