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資産管理アプリの選び方:連携型・家計簿型・手入力型の違い

資産管理アプリは、データの入れ方で大きく3つに分かれます。銀行などと連携する型、支出を記録する家計簿型、残高を自分で入力する手入力型です。自分に合うものは、何を知りたいか、どこまで連携に任せたいかで決まります。選ぶときの基準を整理します。

資産管理アプリを選ぶとき、機能の一覧を比べる前に、まずデータがどう入ってくるかを見てください。それが、手間、預ける情報、見られる範囲を決めます。この記事では、3つのタイプの違いと、選ぶときに確認したい点を整理します。特定のアプリをすすめるものではなく、一般的な基準の解説です。

3つのタイプ

1. 銀行・証券会社と連携する型。 金融機関のアカウントを連携し、残高や取引を自動で取り込みます。入力の手間が少なく、数字が自動で最新になります。その代わり、連携の許可や認証情報をアプリに預けることになり、連携できる金融機関はアプリごとに違います。連携できないもの(現金、非公開の資産、一部の海外口座など)は、手動で補う必要があります。

2. 家計簿型。 収入と支出を記録して、カテゴリごとに集計し、予算と比べます。「今月、お金がどこへ行ったか」に答えます。資産の一覧を持つものもありますが、中心はお金の流れです。

3. 手入力型。 口座ごとに残高を自分で入力します。何も連携しません。価格のある保有銘柄は、銘柄コードに紐づけると価格が自動で付くものもあります。「いま、いくら持っていて、いくら借りているか」に答えます。

選ぶときの基準

何を知りたいか。 毎月の支出を減らしたいなら家計簿型、資産全体の立ち位置を知りたいなら連携型か手入力型です。両方やりたいなら、2つのアプリを使い分ける人もいます。

連携できる範囲。 連携型を選ぶなら、持っている銀行、証券会社、年金、ポイントなどが実際に連携できるかを確認してください。連携できないものが多いと、結局、手入力が増えます。

預ける情報。 連携型は、金融機関の認証情報や連携の許可を預けます。どこまで預けてよいかは、人によって判断が違います。手入力型は、何も預けずに使えるのが特徴です。

投資信託、NISA、iDeCoの扱い。 日本では、投資信託やNISA、iDeCoを持つ人が多いので、これらが管理できるかは大切です。自動で評価額が更新されるか、基準価額を自分で入力するのか。口座の種類(NISA口座、特定口座、iDeCoなど)を分けて記録できるか。iDeCoは原則60歳まで引き出せないので(iDeCo公式サイト)、「すぐ使えないお金」として分けて見たい人もいます。

外貨と海外資産。 外貨預金、海外株、暗号資産、金などを持っているなら、口座ごとに通貨を持てるか、円に換算した合計が出るか、レートが更新されるかを見てください。

ローンの扱い。 住宅ローンの残高を負債として入れられるか。返済のたびに自動で減るのか、自分で更新するのか。完済日や返済額まで計算するのか。ここはアプリによって大きく違います。

価格の鮮度。 「自動更新」でも、リアルタイムとは限りません。何時間おきに更新されるか、価格の日付が見えるかを確認してください。バランスシートのように立ち位置を見る用途なら、1日に数回の更新で足りることが多いです。

対応機種と言語。 iPhone専用か、AndroidやWebでも使えるか。表示言語は日本語か。家族と同じものを使うなら、ここは外せません。

料金。 無料の範囲と、有料で増えるもの。口座数の上限で区切るアプリもあれば、機能で区切るアプリもあります。続けて使うことを考えて、1年あたりの費用で比べてください。

タイプ別の向き不向き

連携型 家計簿型 手入力型
入力の手間 少ない 中程度(連携すれば少ない) 残高の更新が必要
預ける情報 連携の許可・認証情報 連携すれば同じ なし
得意なこと 自動で最新に 支出の把握と予算 全体像と純資産
苦手なこと 連携できない資産 資産の全体像 明細の自動取り込み

自分に合うかの確認方法

候補のアプリで、次の3つを実際に入れてみてください。住宅ローン、投資信託、外貨のどれかです。入力しやすいか、画面で分かりやすいか、合計が自分の感覚と合うか。無料の範囲で試せるアプリなら、課金の前に判断できます。

Accountedの場合

Accountedは、手入力型の資産管理アプリです。口座ごとに残高を入力すると、資産と負債を、比率どおりに描いた1枚のバランスシートにまとめます。銀行連携も、支出の記録もありません。東証や米国などの取引所の株式・ETF、台湾の株式とファンド、暗号資産、金などの貴金属は、銘柄コードに紐づけると自動で価格が付きます(1時間ごと、遅れたり誤ったりすることがあります)。日本の投資信託は自動では価格が付かないので、基準価額を自分で入力します。住宅ローンは残高で追加し、返済額や完済日の計算はしません。

向いていない点もあります。対応機種はiPhoneだけで、1人用です。10口座まで無料で全機能が使えるので、料金をご覧のうえ、上の基準に照らして試してみてください。

この記事は一般的な情報であり、金融アドバイスではありません。

一般的な情報であり、金融アドバイスではありません。

よくある質問

資産管理アプリと家計簿アプリは何が違いますか?

家計簿アプリは、お金の出入り(収入、支出、カテゴリ、予算)を追います。資産管理アプリは、持っているものから借りているものを引いた、純資産という立ち位置を追います。両方の機能を持つアプリもあるので、どちらが中心かを見て選んでください。

銀行連携型と手入力型は、どちらがいいですか?

一概には言えません。連携型は入力の手間が少ない一方、金融機関の認証情報や連携の許可を預けることになります。手入力型は自分で入力する手間があるものの、何も連携せずに使えます。手間と預ける情報のどちらを重く見るかで決めてください。

投資信託の価格は自動で更新されますか?

アプリによって異なります。自動で更新されるものもあれば、基準価額を自分で入力するものもあります。Accountedでは、日本の投資信託は自動では価格が付かず、基準価額を自分で入力します。選ぶ前に、持っている商品が対応しているかを確認してください。

外貨預金や海外株を持っています。何を見ればいいですか?

口座ごとに通貨を持てるか、合計を円に換算して表示できるか、為替レートの更新頻度を確認してください。換算の元になるレートの日付が分かると、数字の古さも判断できます。

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